簿記3級

「簿記3級は独学で受験可能ですか?」という質問が寄せられています。簿記3級は高校の商業の授業の一環で取得させられることが多いので、学習量としてはさほど難しい範囲ではないと考えられます。テキストや過去問題集等を利用すれば、独学でも取得可能です。

ですが、働きながら検定合格を目指す方や、これまで簿記に触れたことがない、商業の勉強をしたことがないという場合、独学での勉強は多少難しい場合があります。こういった時に通信教育を利用して、ゆっくり勉強していくことが得策です。通信教育を利用するメリットとしては、講師陣による添削テストを受けられることです。丁寧な添削や、講評が入るので、自分のウィークポイントに気付くことができます。また前向きになれるメッセージも添えられますので、モチベーションを持続させながら学習を続けることが可能です。

もう一つ、通信教育をお勧めするメリットとしては、学習者専用のSNSを用意している企業が増えていることがあげられます。学習の進み具合等を受講者同士で確認することができますし、過去の質問と講師陣の回答等を閲覧できる場合もありますので、受講者自身がつまずいた時に、力となってくれることでしょう。

「通信教育も独学」だと考えることもできます。自分一人で教材に取り組むため「独学」と位置付けすることも可能です。簿記3級と言っても難しい範囲が出題されることもあるので、くじけてしまいそうになりますが、添削指導やSNSをしっかり使うことで、前向きな気持ちを保つことができます。

簿記3級の通信教育を受講するとき、教育訓練給付金の給付を考える方もいらっしゃることでしょう。教育訓練給付金とは、ハローワークの事業で、雇用保険の被保険者としての日数の条件が満たされていたら、通信教育の受講料の20%相当額が給付されるという仕組みです。仕事をしながら資格取得を目指している。退職後検定を受験し、再就職に備えたいと考える方は、是非教育訓練給付金の対象となっている講座を受講してください。

ただし、ここで注意してほしいのが「簿記3級合格後、スキルアップを目指すか否か」というところです。一度教育訓練給付金を受給したら、その後3年間は受給対象者から外れてしまいます。続けて簿記2級取得のための通信講座を受講しようとしても、給付金を受けることができないため、費用の負担が増えてしまうことがネックとなってしまいます。

もし、3級検定合格後に2級や1級合格を見据えた勉強をしたい場合は、思い切って3級・2級が時間差もしくは同時に取得できるまでの実力が身に付く講座を受講されることをお勧めします。ユーキャンやキャリアカレッジ、フォーサイトのバリューセット、TACなどで取り扱っているので、教育訓練給付金の対象講座かどうかを確認してから受講申し込みを行いましょう。もし、気になる講座が教育訓練給付金の対象講座ではない場合、3級講座よりも2級講座の方が、高額な受講料になるので、こちらで給付を受けるのがよいと考えられます。

簿記3級の検定試験は毎年2月・6月・11月に行われます。側近の検定試験日に照準をしぼって勉強を始めたいという場合、通信教育の学習期間が気になるという方もいます。学習のカリキュラムが、数か月後の試験に間に合わないと焦るよりも、側近の試験日に合わせて勉強できるカリキュラムを選びたいと思うこともあるようです。

簿記3級を通信教育で学習するときの標準学習期間は90日(3カ月)程度とされています。大原の場合、週2回ペースであれば2か月程度、毎日コツコツ学習する場合は3週間程度で修了できるとされています。フォーサイトでは側近の試験日向けのテキストを販売しているので、駆け込みで受験を考えている方でも安心です。ユーキャンでも、勉強時間を増やせば1か月程度で修了できる内容とされていますが、添削指導が10回分付いているので添削結果を自分の勉強に反映させたいと考える場合は、少しだけ勉強ペースが落ちるかもしれません。


簿記3級の通信教育を受講する際には、学習期間の短さで選ぶのも善し悪しです。学習者にとって、分かりやすいテキストであれば、ペースを上げて学習することも可能ですが、短期間で学習できることを優先させてしまうと、カリキュラムの内容についていけない、詰め込み過ぎるのでアウトプットができなくなるということにもつながります。資料請求や問い合わせを行い、カリキュラムに関してしっかり理解を深めてから受講申し込みをされることをお勧めします。

簿記3級の検定試験に向けて、通信教育で合格までの力を養い自分自身の糧にしたいと考える方も増えています。簿記3級を取得すると、家計を考えることだけではなく、中小企業の経理社員としても仕事ができるようになります。ここで、通信教育の費用はどのくらいかかるのだろう?と不安に思われる方も少なくありません。この検定試験は、ビジネスマンよりも、学生や主婦を中心に取得を目指すことが多く、財布とにらめっこをしながら通信教育の教材探しをする方も少なくありません。

主婦層に人気が高いユーキャンの場合、簿記3級単科の教材だけで4万円を切る価格です。添削回数は10回、3カ月で学習が修了できるよう設定されています。フォーサイトの場合、3級と2級両方取得できるまでの力をつけることができ、1万円台で受講できる大きな魅力があります。DVDや問題集、添削テストなども含まれての価格なので、費用をできるだけ抑え、良質なテキストを探したいという方にお勧めです。

大原や、TAC等もユーキャンなどと足並みをそろえた価格で提供しています。キャリアカレッジも、2級までの合格をサポートしてもらえる内容で、3万円台で提供されています。ここで、お気づきになった方もいるかもしれませんが、3級のみの範囲が勉強できる教材と、3級・2級が同時に学習できる教材があります。簿記を学習される方にとっては、2級合格を目指す方が多いため、このような設定があります。カリキュラムの内容を確認し、あなた自身の将来性を考えた上で、費用かカリキュラムかどちらに重点を置くか考えましょう。